Python3.6で登場したfstring
fstringを使うと、文字列フォーマットが直感的で簡潔に済みます。
Python3.6からの機能なので、Python3でもそれ以前のバージョンやPython2の方はお気をつけください。
>>> apple = 100 >>> orange = 200 >>> total = apple + orange >>> print(f'合計:{total}円です') # f''を使う、中の変数は{}で囲む 合計:300円です
もしフォーマット関数を使ったなら、
>>> apple = 100 >>> orange = 200 >>> total = apple + orange >>> print('合計:{}円です'.format(tatal)) 合計:300円です
fstringの使用例
>>> py = "PythonCarnival" >>> f'これからも{py}をよろしくお願いします!' 'これからもPythonCarnivalをよろしくお願いします!' >>> x = [1, 2, 3, 4, 5] >>> f'{x}' '[1, 2, 3, 4, 5]' # リストの中身を表した文字列になった >>> def foo(x:int) -> int: # x:intや-> intはアノテーションです。 ... return x + 1 ... >>> f'{foo(0)}' # {}の中身は関数でもOK '1'
fstringから少し脱線しますが、
上記のx:intというのはxがint型であることのアノテーションで、
-> intはこの関数はint型を返しますよというアノテーションです。
強制力はありませんが、変数や関数の型をコメントなしに記すことができるという利点があります。
上記のx:intというのはxがint型であることのアノテーションで、
-> intはこの関数はint型を返しますよというアノテーションです。
強制力はありませんが、変数や関数の型をコメントなしに記すことができるという利点があります。